文大統領、フランシスコ教皇に訪朝を提案
ヨーロッパを訪問中の韓国の文在寅大統領は29日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇と面会し、北朝鮮への訪問を提案しました。教皇は「招待状を送ってくれれば喜んで行く」と応じたということです。
文大統領は29日、バチカンのローマ教皇庁を訪れ、フランシスコ教皇と面会しました。韓国大統領府によりますと、文大統領は「教皇が北朝鮮を訪問するなら、朝鮮半島の平和のモメンタムになる」と述べ、訪朝を提案しました。
これに対し、フランシスコ教皇は「招待状を送ってくれれば平和のために私は喜んで行く。皆さんは、同じ言葉を使う兄弟ではないか」と応じたということです。
文大統領としては、教皇の北朝鮮訪問を南北の対話再開の糸口にしたいものとみられますが、実現するかは不透明です。