リアルすぎる…草間彌生さんロボットがニューヨークに登場
ニューヨークのマンハッタンを貫く目抜き通り「五番街」に年始から日本を代表する芸術家、草間彌生さんそっくりのロボットがお目見えし話題をさらっています。
ロボットが展示されているのは、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のフラッグストア。
ルイ・ヴィトンと草間彌生さんがコラボレーションしたコレクションが発売されるのにあわせて、ビルの外観や道路も草間さんのトレードマークのカラフルな水玉模様で覆われました。
ショーウインドーに展示されている草間さんそっくりのロボットは、右手に筆を持ち、代名詞とも言える水玉模様を描くしぐさで自動で動いています。
近づくとその表情はとてもリアル。
笑顔になったり、まばたきをしたり、時折目線も合いドキッとするぐらいで、本物の人間と見間違えるほど精巧に再現されています。
このロボットはニューヨーカーの間でも話題になっているようで、道行く多くの人が立ち止まってスマホで撮影していました。
インスタグラムでロボットを見て、わざわざ実物を見に立ち寄ったと話すカンザス州在住の女性は、「ロボットは繊細な目や唇の動きを忠実に再現していて、まるで生きているかのようで美しいが、少し気味悪いところもある」と話しました。
またカリフォルニア州から訪れたという男性は、「ロボットはあまりに人間のようで少し奇妙だけど、彼女が作り出す世界観は独創的だからこのキャンペーンと彼女のヴィジョンは調和していると思う」と述べました。
ルイ・ヴィトンと草間彌生さんのコラボレーションは2012年以来の2回目で今回のテーマは「無限の想像」。
バッグや洋服、香水などあわせて450点以上が販売されるということです。