バイデン氏「有権者は成果を…」地方選敗北
アメリカのバイデン大統領は3日、政権発足後の初の大型地方選挙で、与党候補が敗北したことを受け、成立が難航している大型歳出法案などの必要性を改めて訴えました。
2日に行われた州知事選挙では、バージニア州で与党・民主党の候補が敗れたほか、ニュージャージー州では予想外の大苦戦を強いられ、支持率低迷が影響したとの指摘も出ています。
大統領は、看板政策に掲げながら成立が難航している2つの法案を「通しておくべきだった」と敗因の一つに挙げました。
バイデン大統領「有権者が成果を求めていることはわかっている。だからこそインフラ投資法案や大型歳出法案の成立を懸命に働きかけている」
大統領は、「人々は新型コロナ、ガソリン価格など様々な問題に不安を抱いている」と訴え、法案成立を改めて呼びかけました。