米バイデン大統領 コロナワクチン追加接種
アメリカのバイデン大統領は27日、カメラの前で新型コロナウイルスワクチンの追加接種を受け、国民に改めて接種を促しました。
バイデン大統領はホワイトハウスでワクチンの追加接種について演説し、対象が、ファイザーの2回目の接種完了から6か月が経過した、65歳以上の高齢者や、重症化リスクが高い人などであることを改めて説明しました。
バイデン大統領「私は65歳以上に見えないと思うが、実は65歳を過ぎている」
演説を終えると、上着を脱いで、シャツを自ら腕まくり。記者の質問に答えながらワクチンの追加接種を受けました。
バイデン大統領「世界の人々にワクチン接種の十分な機会を作るという役割を担っている。世界で最も重要な役割だ」
大統領はこのように述べ、各国へのワクチン供与に取り組んでいる姿勢を強調しました。
一方、アメリカ国務省は、プライス報道官が新型ウイルスの検査で陽性となり、10日間の隔離を行うと発表しました。プライス報道官は先週、国連総会でブリンケン国務長官に同行していましたが、ブリンケン長官は27日の検査で陰性だったということです。