米大統領、高齢者らへの追加接種開始を表明
アメリカのバイデン大統領は24日、新型コロナウイルスのワクチンの追加接種、いわゆる「ブースター接種」を、高齢者や感染リスクの高い医療従事者、教師などを対象に始めると表明しました。
バイデン大統領「1回目、2回目と同様に、追加接種は無料で、全米8万か所で簡単に受けられる。追加接種を受けてほしい」
バイデン大統領は、ワクチンの追加接種、いわゆる「ブースター接種」の開始を表明し、65歳以上の高齢者や18歳以上の基礎疾患を持つ人に加え、医療従事者や教師など、感染リスクの高い場所で働く人も対象にすると述べました。
対象者は、アメリカの全人口のおよそ2割にあたる6000万人になるということで、2回目の接種が完了してから6か月が経過すれば追加接種を受けられます。
バイデン政権は当初、2回目の接種から8か月が経過した18歳以上の成人を対象にするとしていましたが、CDC(=疾病対策センター)などが対象を絞るよう勧告したため、規模を縮小しました。