欧州で感染再拡大 オーストリアで規制強化
新型コロナウイルスの感染がヨーロッパで再び拡大する中、オーストリアで8日からワクチン接種を促すため検査の陰性証明では外食などができなくなりました。
オーストリアではこれまでワクチン接種を完了するか、陰性証明などを提示すれば、レストランでの飲食や美容院の利用が可能でしたが、8日から陰性証明は原則、認められなくなりました。ワクチン接種を完了した人は、人口の6割を超えたところで頭打ちになっていて、オーストリア政府は今回の措置により接種を促したい考えです。
本格的な冬を前にオーストリアやドイツでは今月に入り、新規感染者が過去最多となっていて、WHO(=世界保健機関)は「ヨーロッパが再び感染の震源地となっている」と警鐘を鳴らしています。