LA“全米で最も厳しい”接種を義務付け
アメリカのロサンゼルス市で8日、レストランや映画館など屋内施設に入る際ワクチンの接種が義務付けられました。「全米で最も厳しい」と言われる措置に、抗議の声もあがっています。
ロサンゼルス市では8日から、飲食店やショッピングモールに加え、映画館や美容室など多くの屋内施設に入る際、原則としてワクチンの接種証明の提示が求められます。
ロサンゼルス市民「素晴らしいと思う。マスクもワクチンも賛成だ。安心できる」
ロサンゼルス市民「ほとんどの人が接種を義務化されているが、皆の安全のためだと理解していると思う」
証明書を持たない人が店を利用するなど違反した場合、店側に罰金が科されるなど、アメリカメディアは、「全米で最も厳しいルール」と伝えています。
また、ロサンゼルス市では、職員にもワクチンの接種を義務付けていて、これに反対する消防隊員や水道局の職員など数百人が集まり抗議デモを行いました。接種を避けたい保安官の退職なども相次ぎ、市民サービスへの影響も懸念されています。