アメリカのホワイトハウスは、バイデン大統領と中国の習近平国家主席による初めてのオンライン会談を日本時間の来週１６日に開催すると発表しました。

ホワイトハウス　サキ報道官「両首脳は、米中の競争を責任を持って管理する方法や、両国の利益が一致する分野で協力する方法を話し合う」

サキ報道官は、会談が１５日夜、日本時間の１６日午前に行われるとした上で、「アメリカの意図と優先事項を明確にし、中国に対する懸念を明確かつ率直に伝える」と述べました。

新型コロナウイルスの起源をめぐる問題については、「懸念事項だ」として議題にのぼる可能性を指摘する一方、習主席が北京冬季オリンピックに合わせてバイデン大統領を招待するとの一部報道については、「何も話せることはない」と言及を避けました。

アメリカ政府高官は、「バイデン大統領は、中国との厳しい競争を歓迎する一方、対立は望んでいないことを明確にする」としています。