G7外相“移民問題”でベラルーシ非難声明
ベラルーシからポーランドに向かう国境付近に移民らが押し寄せている問題で、日本やアメリカなどのG7(=主要7か国)の外相が18日、ベラルーシを非難する共同声明を発表しました。
声明ではベラルーシが移民らを意図的に送り込もうとしているとの見方を示し、「この冷酷な行為が人々の生命を危険にさらしている」「攻撃的かつ搾取的な作戦」などと強い調子で非難しています。その上で、直ちにやめるようベラルーシ政府に求めるとともに、関係者の責任を追及するとしています。
ポーランドとの国境付近では、中東などからヨーロッパを目指す移民ら数千人が押し寄せ、一部がポーランド軍などと衝突しケガ人が出る事態になっています。