北京五輪外交的ボイコット検討~バイデン氏
アメリカのバイデン大統領が、来年2月の北京冬季オリンピックに政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を「検討している」と明らかにしました。
北京オリンピックをめぐっては、欧米諸国の一部に、中国政府による新疆ウイグル自治区などでの人権侵害を理由に、政府関係者の派遣を見送る「外交的ボイコット」を求める声があがっています。
バイデン大統領は18日、「我々は検討している」と初めて明らかにしました。
バイデン大統領「(Q.北京五輪で外交的ボイコットを行うのか?)我々は検討している」
アメリカでは、与党・民主党のペロシ下院議長が「外交的ボイコット」を訴え、超党派で賛同する声が高まっていました。
イギリス議会やヨーロッパ議会などでも同様の動きがあり、バイデン大統領が決断すれば、今後、ヨーロッパ諸国にも広がる可能性があります。