北朝鮮、新たな極超音速ミサイルの試験発射…金正恩総書記立ち会い
北朝鮮は金正恩総書記立ち会いのもと、新たな極超音速ミサイルの試験発射を行ったと明らかにし、発射の映像を公開しました。
北朝鮮メディアは金総書記が視察する中、新たに開発された中長距離・極超音速ミサイルの試験発射が2日、行われたと伝えました。
固体燃料式だとする新型のミサイルは、およそ1000キロ飛行して日本海上に着弾し、試験発射は「成功だった」と主張しました。
今回の試験発射について、北朝鮮は「周辺国の安全にいかなる否定的な影響も与えなかった」としています。
金総書記は「きょうの驚異的な成果はわが国の武力に巨大な変化をもたらすことになる」と評価したということです。
その上で、アメリカや韓国などを念頭に、「敵を抑制できる圧倒的な力を育てることは、我が国の最も切迫した課題だ」と強調しました。