独メルケル政権に幕 ショルツ氏次期首相へ
ドイツで16年にわたったメルケル政権が幕を閉じ、ショルツ財務相が来月にも次の首相に就任する運びとなりました。
ドイツでは、9月の総選挙でメルケル首相が所属する中道右派のキリスト教民主・社会同盟が敗れ、連立政権の樹立に向けた交渉が続いていました。
24日、総選挙で第1党になった中道左派の社民党、気候変動対策を前面に掲げる緑の党、中道・自由民主党の3党が政策案で合意し、ショルツ氏を首相として推すことを正式に合意しました。来月にも新政権が発足する見通しです。
16年の長期政権を担ったメルケル首相は、今回の総選挙に出馬しておらず、新政権発足後、政界を引退します。