ファウチ氏“追加接種が重症化防止に有効”
アメリカ・バイデン政権のファウチ首席医療顧問は、ワクチンの追加接種によって、重症化を一定程度防ぐことができるとの認識を示しました。
ファウチ首席医療顧問「ワクチンの追加接種をすれば、高いレベルの抗体が得られ重症化を防ぐことにつながる」
ファウチ氏は、オミクロン株のような変異株によって、「ワクチンの防御力は下がる」としながらも、追加接種が重症化を防ぐのに有効との認識を示しました。
また、「感染力が高いことが強く示唆されている」として、今後、感染者数が「急速に増えることが想定される」とも述べました。
一方でファウチ氏は、中国が10億回分の提供を表明したアフリカ諸国へのワクチンについて、アメリカとしても「多くのことを行っている」としながら、一部の国から国内の配送網の混乱などを理由に、「これ以上送らないでほしいと言われている」とも明らかにしました。