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ロシア軍 千島列島に地対艦ミサイル配備

2021年12月3日 1:29

ロシア軍は2日、千島列島中部のマトゥア島(松輪島)に、地対艦ミサイル「バスチオン」を実戦配備したと発表しました。周辺水域と海峡を掌握するためとしています。

実戦配備されたバスチオンは、ロシアの沿岸防衛用地対艦ミサイルシステムで、水上艦を沿岸から攻撃することを目的としています。

2016年に、北方領土の択捉島にも配備されていて、今回、新たに千島列島中部のマトゥア島に実戦配備することで、北方領土を含む千島列島全域の軍事力を強化する狙いがあります。

ロシア軍は「周辺水域と海峡を掌握するために24時間態勢で任務にあたれる」としていて、一年中、任務にあたれるようにマトゥア島に軍人の町が建てられたということです。

写真提供:ロシア国防省