新型コロナウイルスに厳しい対策をとっている中国では、冬のオリンピックの開催を楽観する声も上がっています。

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９万人以上が感染した中国。（感染者数　９万９２０３人　死者数　４６３６人　中国・衛生当局　６日）

北京オリンピック開幕まで残り２か月となった１２月４日、スキージャンプのテスト大会が行われました。外部との接触を防ぐいわゆる「バブル方式」で行われた中、競技を終えた選手たちは、机の上に準備されたマスクをすぐに着けるなど、マスクの着用を徹底した感染対策がとられていました。

記者
「こちら観客席なんですが、人は入っていません。関係者によりますと、直前になって、観客をいれないようにすると決定したということです」

オミクロン株への警戒が高まる中、他にも、選手のインタビューがすべてリモート形式で行われたり、大会関係者は選手や報道陣も含めて全員、毎日ＰＣＲ検査を受けたりするなど、感染対策が徹底して行われていました。

オリンピックを無事行えるのか、懸念も高まる中、北京市民からは、オリンピックの開催は大丈夫と楽観する声が聞かれました。

北京市民
「我が国の感染対策はかなり厳しいから大丈夫だと思います」

北京市民
「我が国はしっかりやっているので大丈夫です」