アメリカのバイデン政権が北京冬季オリンピックの「外交的ボイコット」を表明したことに対し、中国外務省は７日、「断固とした対抗措置を取る」と猛反発しました。

中国・外務省報道官「中国側は米国側に対して強い不満と断固反対を表明し、すでに米国側に厳正な抗議を提出した。断固とした対抗措置をとる」

外務省報道官はこのように述べ報復措置も辞さない考えを強調しました。

その上で「妨害をやめなければ重要分野などでの対話と協力を損なうことになる」と警告しています。

中国は各国がアメリカに追随することを強く警戒していて、先月、日本に対しても「中国は東京五輪を全面支持した。日本は信義を守るべきだ」などとけん制しています。