“元徴用工”訴訟原告らと面会 韓国外相「最善を尽くす」
韓国の朴振外相は2日、いわゆる元徴用工をめぐる訴訟の原告と面会し、早期解決を目指すとの立場を強調しました。
朴外相は面会で、三菱重工業をめぐる訴訟の原告らに「問題が早く解決するよう最善を尽くす」と述べました。これに対し、原告は賠償と謝罪が必要との立場を改めて示しました。
朴外相「日本に言うべきことは全部言います」
原告「絶対負けてはいけません」
原告側は政府が発足させた官民の協議会への出席を拒否していて、朴外相が直接出向き意見を聞き取る場を設けた形です。
一方、三菱重工業の資産の売却命令について、審理を担当していた最高裁の裁判官が2日に退任したことを受け、複数の韓国メディアは最終決定に時間がかかる見通しとなったと伝えています。