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金正日氏死去から10年 労働新聞に肖像

2021年12月17日 12:47

北朝鮮の金正恩総書記の父・金正日総書記が死去してから17日で10年です。北朝鮮メディアはその功績をたたえる記事を掲載していますが、正恩氏の動静は今のところ伝えられていません。

17日付の「労働新聞」は、1面に故・金正日総書記の肖像を掲載し、「永遠の首領」などと功績をたたえています。また、国営テレビも朝から17日が死去10年であることを伝えています。

1年前は「労働新聞」の1面に、金正恩氏が父親の遺体が安置されている宮殿を妹の与正氏らと共に参拝する様子が掲載されていましたが、今年の動静は今のところ明らかになっていません。

今月30日には、正恩氏が軍の最高司令官に就任し、権力を継承してから10年になります。今月下旬には党の重要政策を決定する会議を開くと明らかにしていて、節目にあたり内部統制と権力基盤の強化を図る狙いがあるものとみられます。

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