感染“再拡大”スポーツの試合が延期に 米
再び感染が急拡大しているアメリカ。プロスポーツの試合が次々と延期になり、事実上、中止となる可能性が高まっています。
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5000万人以上が感染したアメリカ。(感染者 5110万782人 死者 80万7952人 米ジョンズ・ホプキンス大 21日午後5時時点)
記者(米・ロサンゼルス、20日)
「アイスホッケーの試合が予定されていたこちらのスタジアムでも、感染拡大を受けて試合が延期されることになりました」
20日、北米プロアイスホッケーリーグは22日にロサンゼルスで予定していた試合を含め、49の試合の延期を発表しました。しかし、次の試合日程は発表されておらず、事実上、中止となる可能性が高まっています。
また、プロフットボールリーグで15試合、プロバスケットボールリーグも5試合で、同様の措置がとられています。
アメリカでは再び感染が急拡大。17日の新規感染者はおよそ19万人に上りました。
ニューヨークの検査場には大勢の人々が並んでいました。
ニューヨークの住民
「第1波の時のような気分です。心配です」
CDC(=疾病対策センター)は20日、18日までの1週間の新規感染者のうち、オミクロン株による感染がおよそ73%だったと明らかにしました。オミクロン株の感染者が初めて確認されてから3週間ほどで、これまで主流だったデルタ株におきかわった形です。
一方、ホワイトハウスは20日、バイデン大統領が、感染が判明した政府職員と、3日前に出張先の機内でおよそ30分間接触していたと発表。大統領はすぐにPCR検査を受け、陰性だったとしていますが、22日に改めて検査を受けるということです。大統領は隔離は行わず、通常通り公務を続けるとしています。