米国、アフリカからの入国制限解除の方針
アメリカのバイデン政権は、新型コロナウイルスのオミクロン株対策のために取っていた、アフリカ南部8か国からの入国制限を解除する方針を決めました。
バイデン政権は先月下旬以降、オミクロン株が最初に確認された南アフリカを含むアフリカ南部8か国に、過去14日間滞在していた外国人の入国を原則禁止する措置を取っていました。
アメリカ政府高官によりますと、今月31日にこの措置を解除するということです。
アメリカでは、すでにオミクロン株の感染者が大部分を占めていて、これらの国からの入国制限が感染状況に大きな影響を与えることはないと判断したためだとしています。
今後は他の国と同じように、アメリカへの入国にはワクチンの接種と共に、出発前24時間以内の検査による陰性証明の提出が求められることになります。