ガザ地区で人道支援活動が2日以内に停止へ…国連機関が発表
国連機関は13日、イスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区で、燃料の枯渇により人道支援活動が2日以内に停止する見込みだと発表しました。
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は13日、ガザ地区で人道支援物資の運搬などを行う国連のトラックの燃料が全てなくなったことを明らかにしました。
14日以降は、エジプトとの境界にあるラファ検問所から運ばれてくる支援物資を受けとることができず、人道支援活動は2日以内に停止する見込みだとしています。
国連高官
「14日以降(ガザに)到着するトラックはフォークリフトの燃料がないため、荷降ろしすることができない。そして物資を運ぶトラックの燃料もない」
また、パレスチナの通信会社は、燃料不足が続いた場合、今月16日までにガザ地区で通信が遮断されるとしています。