北朝鮮 日本海に向け弾道ミサイル1発発射 韓国軍はアメリカと合同でミサイル防御訓練を実施
北朝鮮は17日午前、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射しました。一方、韓国軍は17日、アメリカと合同でミサイル防御訓練を実施したと明らかにしています。
韓国軍によりますと北朝鮮は午前10時50分ごろ、東部の元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射しました。飛距離はおよそ240キロ、高度は47キロ程度と分析しています。
北朝鮮の崔善姫外相は17日朝、国営メディアを通じて談話を発表し、13日に行われた日米韓3か国の首脳会談でアメリカが日韓への“核の傘”の提供を含む拡大抑止の強化などを表明したことについて、「情勢をさらに予測不可能な局面に追い込む」などと主張。
「我々の軍事的対応はさらに猛烈になり、アメリカと追従勢力に避けられない脅威として近づくだろう」と、対抗措置を示唆していました。
一方、韓国軍は17日、アメリカと合同でミサイル防御訓練を実施したと明らかにし、「強固な合同防衛態勢を確認した」と強調しています。