“トランプ外交”一次政権と異なる政権に? 石破首相は…
いわば“圧勝”で、大統領に返り咲くことになったトランプ氏ですが、選挙から一夜、早速“トランプ外交”が始まっています。7日朝、石破首相も電話で会談し、「非常にフレンドリー」だったと、手応えを口にしました。
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上半身裸の人もいるなか、アメリカ国歌を歌いながら行進するのは、トランプ支持者の学生ら。
別の地域では、大量のトイレットペーパーを木にくくりつけるなど、過度な興奮状態となっていたところもありました。それほどの熱狂を生んだのは…
共和党 トランプ氏(6日)
「アメリカ国民にとって、これはアメリカを再び偉大にする壮大な勝利だ」
大統領選を制し、再びアメリカのリーダーとなることが決まった、ドナルド・トランプ氏です。
トランプ氏支持者(6日)
「最高です!! ドナルド・トランプ氏がアメリカを再び輝かせます!」
一方でニューヨークでは、批判的な受け止めも…
「(当時のトランプ政権は)失業率がひどかったし、コロナウイルスの対応も悪かった。トランプ氏が何か問題を解決できるとは思えません」
イギリスでは、反トランプ派による“デモ”も行われていました。
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第一次トランプ政権が誕生したのは、7年前。
北朝鮮の金正恩総書記と、アメリカ大統領として初の直接会談を行ったほか、覇権争いをする中国に対して高い関税を課す「貿易戦争」を仕掛けるなど、“予測不能”な、独自の外交を展開しました。
4年の歳月を経て、返り咲くこととなったトランプ氏。アメリカメディアは「一次政権とはまったく異なる政権になるだろう」と伝えています。
というのも、前政権で閣僚などにいたトランプ氏の“ブレーキ役”が一掃され、新政権は“イエスマン”が周囲を固めることになりそうなのです。
これまで以上に“やりたい放題”となる恐れもあるなか、日米関係はどうなっていくのでしょうか?
7日朝、石破首相はトランプ氏と電話会談を行ったことを明かしました。
石破首相
「5分程度、トランプ氏と電話会談を行いました。非常にフレンドリーな感じがしました」
前回の在任時、安倍元首相は、共通の趣味であるゴルフを通じて、親密な関係を築いていました。高校ではゴルフ部だったという石破首相は、鉄道オタクであることが知られています。
石破首相(2020年)
「本日は叡山電車をご利用いただきまして、まことにありがとうございます」
どのような外交で、新トランプ政権との関係を築いていくのでしょうか。
(11月7日放送『news zero』より)