中国駐日大使「慎重な言動を」 台湾情勢めぐり日本をけん制
台湾情勢をめぐり緊張が続くなか、中国の孔鉉佑駐日大使は、日本に対し「慎重な言動を取ることを望む」とけん制しました。
中国・孔鉉佑駐日大使「(日本には)台湾問題を利用して中国をけん制する挑発的行為に参加しないよう望みます。これ以上、中日関係にダメージを与えないように(望みます)」
孔鉉佑大使は、12日、日中国交正常化50周年を記念する会合に出席し、「中国と日本は切り離すことのできない運命共同体だ」と指摘した上で、台湾情勢をめぐっては「慎重な言動を取ることを望む」と言及しました。
また、中国の王毅外相もビデオメッセージを寄せ、「歴史や台湾など中日関係の根本にかかわる重大な問題は、少しも曖昧にしてはいけない」と強調しました。