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IMF“世界成長率”下方修正 オミクロン株拡大が影響

2022年1月26日 6:39
IMF“世界成長率”下方修正 オミクロン株拡大が影響

IMF・国際通貨基金は25日、最新の世界経済見通しを発表し、今年の世界全体の経済成長率を4.4%に下方修正しました。日本の成長率の予測はわずかに上方修正されています。

IMFの今年の、世界全体の成長率予測は、3か月前の予測から0.5ポイント下方修正され、4.4%となりました。

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、各国が移動制限を強めたことや、エネルギー価格の上昇、製品供給の滞りによる激しいインフレなどが原因だとしています。

アメリカや中国の成長率が前回から1ポイント前後の大幅な下方修正になっていて、米中両国の経済の減速が全体に大きく影響した形です。一方、日本の今年の成長率は3.3%と、前回から0.1ポイント上方修正されています。