フィリピン当局“中国海警局の船から妨害行為”南シナ海で調査活動中断
フィリピン当局は、中国と領有権を争う南シナ海で調査活動中、中国海警局の船から危険な妨害行為を受け、調査を中断したと発表しました。
フィリピン沿岸警備隊は南シナ海の南沙諸島で24日、漁業水産資源局の船が調査のために砂の採取に向かっていたところ、中国海警局の船が接近するなど危険な妨害行為を受けたと発表しました。
また、フィリピン側のボートの近くに中国軍のヘリコプターが接近し、空中で停止するなど安全を軽視した継続的な嫌がらせを受けたことから、調査活動を中断せざるを得なかったと訴えています。
一方、ロイター通信によりますと、中国側は「フィリピン側が許可なく不法に上陸しようとした。法に従って妨害し、追い払った」とコメントしています。
最終更新日:2025年1月25日 17:07