イーロン・マスク氏 ツイッター社株式取得で筆頭株主の可能性
アメリカの電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOが、ツイッター社の株式の9.2%を取得したことがわかりました。筆頭株主になったとみられます。
■マスク氏株式取得でツイッター社の株価が急上昇
アメリカ証券取引委員会が公表した4日付の資料によりますと、イーロン・マスク氏はツイッター社の株式の9.2%にあたるおよそ7350万株を取得したということです。
取得した株価の値段は、先週末の終値で換算すると、日本円でおよそ3500億円あまりで、ツイッター社の筆頭株主になったとみられます。ツイッター社の株価は一時25%以上上昇しました。
■ツイッターへの批判も・・・新プラットフォーム「真剣に考えている」
イーロン・マスク氏は、自らのツイッターアカウントでおよそ8000万フォロワーを抱えています。
先月末には「ツイッターが公共の広場として機能していることを考えると、言論の自由の原則を守らないことは、民主主義を根本的に損なう」「ツイッターは言論の自由を守っていると思いますか?」など、ツイッターに批判的な投稿を繰り返していました。
その上で、新しいプラットフォームについて「真剣に考えている」とツイートしています。
■米メディア「マスク氏の計画は不明」
ニューヨークタイムズは今回の株式取得について、「マスク氏の大株主として立場を超えた計画は不明」としています。