イスラエル軍“ハマスの拠点”ガザ地区の学校を攻撃 35~45人死亡か
イスラエル軍は6日、パレスチナ自治区ガザ地区にある学校を攻撃したと発表しました。国連機関によると、35人から45人が死亡したということです。
ロイター通信などによりますと、イスラエル軍は6日、ガザ地区でUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営していた学校を空爆したと発表しました。UNRWAは、攻撃で35人から45人が死亡したと明らかにしたということです。学校には、多くの避難民も収容されていたということですが、イスラエル側はハマスの拠点があったと主張しています。
ガザ地区をめぐっては、イスラエルが戦闘休止や人質解放などの交渉で新たな提案を行っていますが、ハマスの指導者ハニヤ氏は5日の声明で、恒久的な停戦とイスラエル軍のガザ地区からの完全撤退がなければ受け入れられない考えを示しました。イスラエル側は恒久的な停戦には応じない構えで、両者の隔たりは埋まっていません。