12月の米消費者物価指数 2.9パーセントの上昇 3か月連続で伸び加速
アメリカの12月の消費者物価指数は、2.9パーセントの上昇となり、3か月連続で伸びが加速しました。
アメリカ労働省が、15日に発表した12月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.9パーセント上昇しました。
ほぼ市場予想通りでしたが、11月の2.7パーセントを上回り、3か月連続で伸びが加速しました。一方、変動の大きい食品とエネルギーを除いた指数は、3.2パーセント上昇しました。
FRB=連邦準備制度理事会は、3会合連続で利下げを行っていますが、トランプ次期大統領が掲げる関税の引き上げや減税などは、インフレを再び加速させる可能性があり、FRBは慎重な判断を迫られることになります。
最終更新日:2025年1月16日 0:16