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東部要衝でウクライナ側が反撃「半分まで押し戻した」

2022年6月6日 0:49
東部要衝でウクライナ側が反撃「半分まで押し戻した」

ロシア軍が制圧を目指すウクライナ東部ルハンシク州のセベロドネツクで、ウクライナ側が反撃を強めています。

ロシア軍はルハンシク州全域の制圧を目指し、要衝のセベロドネツクを集中的に攻撃しています。これに対し、ウクライナ側は反撃に出ていて、イギリス国防省は5日、「ウクライナ軍が反撃し、ロシア軍の勢いを鈍らせたようだ」と分析しました。

ルハンシク州・ハイダイ知事「ロシア軍は、セベロドネツクの7割を支配していたが、この2日間でウクライナが半分まで押し戻した」

一方、首都キーウで5日、複数の爆発がありました。ウクライナ軍などはロシア軍が巡航ミサイルを発射し、1発は迎撃したものの、インフラ施設が被弾したことを明らかにしました。

こうした中、ロシアのプーチン大統領が国営テレビのインタビューで、「ウクライナに長距離ミサイルが供与されたら、これまで標的にしていない施設を攻撃する」と述べました。アメリカが高機動ロケット砲システムの供与を発表したことを受け、ロシアを射程におさめる兵器を供与しないよう警告した形です。