バイデン大統領“選挙戦継続”改めて強調 撤退圧力強まる中
アメリカ大統領選挙で撤退圧力が強まる中、バイデン大統領は7日、激戦州で演説し、選挙戦の継続を改めて強調しました。
バイデン大統領
「私が40歳のように見えるのは知っているが、少しは年を取っている。冗談はさておき、私は長い間この仕事をしてきた。我々が団結すれば、かつてなくアメリカの未来は明るいと感じている」
バイデン大統領は7日、大統領選の激戦州、ペンシルベニア州で演説し、「アメリカに団結を取り戻すことが目標だ」と述べ、選挙戦を続ける考えを改めて強調しました。
しかし、民主党内からの撤退圧力は弱まっておらず、アメリカメディアによりますと、民主党の下院トップ、ジェフリーズ院内総務が7日、党幹部らと協議し、新たに少なくとも4人の議員が撤退を求めました。
バイデン氏は、11日にはNATO首脳会議で記者会見するほか、その後も、激戦州などでの演説を予定しています。精力的に活動を続けることで、高齢不安を払拭したい狙いがあるとみられます。