中国で旧暦の正月「春節」迎える 8日間の連休中、延べ90億人の移動を予測
中国は10日、旧暦の正月にあたる「春節」を迎えました。8日間の連休中に延べ90億人の移動が予測されています。
中国は10日、春節を迎え、17日までの8日間の連休に入ります。帰省や旅行で延べ90億人が移動すると予測されていて、経済が低迷する中、消費拡大への期待が高まっています。
中国メディアによりますと、高速鉄道の利用者は、移動が本格化してからの1週間で延べ1億人を超えました。
北京から江蘇省に帰省「この3年、コロナで一度も帰っていない。きのうは、うれしすぎて眠れなかった」
記者「本来禁止されているエリアですが、新年を祝おうと、花火が至る所で打ち上がっています」
春節の年越しを祝う爆竹や花火は大気汚染への懸念から、首都・北京の周辺などでは制限されています。
しかし、9日夜は本来、禁止されたエリアで若者たちが盛大に花火を打ち上げる様子を、警察が記念撮影するなど、黙認しているような姿も見られました。