“ロシアが人工衛星を攻撃する能力開発”米大統領補佐官が懸念示す
ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は15日、ロシアが人工衛星を攻撃する能力を開発していると指摘し、懸念を示しました。
カービー氏はこの能力について、現在開発中であり、実際に配備・運用できる段階にはないことから、「差し迫った脅威ではない」との認識を示したものの、「非常に深刻に受け止めている」と述べました。また、宇宙の平和利用を定めた「宇宙条約に違反している」として懸念を示しました。
これを受けバイデン大統領はロシアに対し、外交的なはたらきかけを行うよう指示したということです。
アメリカメディアは核兵器を使用して攻撃する可能性を報じていますが、カービー氏は開発中の攻撃能力が核兵器に関連するかについては言及しませんでした。