「ランチ約2000円で安いと感じる…」アメリカで消費者物価9.1%↑…家計圧迫
アメリカの6月の消費者物価指数は、およそ40年半ぶりの高い伸びとなりました。
アメリカ労働省が13日に発表した6月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて9.1%上昇し、1981年11月以来、およそ40年半ぶりの高い伸びとなりました。
物価上昇の主な要因は、ロシアによるウクライナ侵攻などに伴う原油価格の高騰で、ガソリンは59.9%の上昇を記録しました。また、食品も10.4%上昇するなど生活に身近な分野での物価高が続いていて家計を圧迫しています。
ニューヨーカーのランチタイムに欠かせないフードトラックで商品の値段を見ると、全て値上げされています。
フードトラックの客「特にここ1年で物価がとても上がった。ランチで15ドル(約2000円)だと安いと感じるほど」
FRB(=連邦準備制度理事会)は、インフレをおさえこむため、今月の会合でも大幅な利上げを決める見通しです。