イラン イラク領内からイスラエルへの攻撃を計画か
報復攻撃の応酬が懸念されているイスラエルとイランをめぐり、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、イスラエルの関係者の話として、イラン側が、イラク領内からイスラエルへの攻撃を計画していると報じました。
「アクシオス」は、31日、イスラエルの関係者の話として、イラン側が、イラク領内からイスラエルへの攻撃を計画していると報じました。今月5日に実施されるアメリカ大統領選挙前に攻撃が行われる可能性があるとしていて、イラク領内の親イラン武装組織が攻撃することで、イスラエルからの直接の報復攻撃を避ける意図があると分析しています。
一方、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相は、31日、アメリカ高官らと会談し、停戦交渉に向けて協議しました。
イスラエルメディアは、「ヒズボラとの停戦交渉に向けて進展があった」などと報じていますが、イスラエル側はヒズボラの攻撃によって避難を余儀なくされている北部住民の帰還を条件としていて、交渉が進展するかどうかは不透明です。