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ウクライナ穀物、レバノンに向かう トルコでの検査にパス

2022年8月4日 5:44

ウクライナからの穀物の輸出再開をめぐり、南部オデーサを出た最初の貨物船が3日、経由地のトルコ沖合で積み荷の検査をうけ、レバノンに向かいました。

トウモロコシおよそ2万6000トンを積んだ貨物船は3日、イスタンブールの沖合に到着しました。

仲介役のトルコや国連などで構成される共同調整センターの立ち入り検査で、積み荷に武器などがないことが確認されたことから、目的地であるレバノンに向け出発しました。船がレバノンに入港するのは6日頃になるとみられています。

ウクライナ南部の3つの港では、現在、16隻の船が穀物を積んで待機しています。

今後の輸送についてロイター通信は、3つの港からそれぞれ1隻の船を出航させる計画だと伝えています。