パレスチナからイスラエルにロケット弾攻撃 少なくとも22人死亡 イスラエルも報復空爆…大規模衝突の可能性も
中東パレスチナ自治区からイスラエルに向けてロケット弾による攻撃が行われ、少なくとも22人が死亡しました。イスラエル軍も報復の空爆を開始していて、大規模な衝突に発展する可能性があります。
ロイター通信によりますと7日、パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがロケット弾を発射したほか、ハマスの戦闘員がイスラエルに侵入しました。イスラエルの各都市で少なくとも22人が死亡したということです。
攻撃を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は「戦争状態にある」と述べた上で大規模な報復を宣言しました。すでにイスラエル軍がガザ地区に空爆を行ったということです。
イスラエルとパレスチナを巡っては、2021年5月にも激しい衝突が起き、ロケット弾や空爆の応酬により、パレスチナ側だけで200人以上が死亡しました。