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米中首脳が11月に対面で会談か 米有力紙報じる

2022年8月13日 10:04

中国の習近平国家主席が、ことし11月に東南アジアを訪問し、アメリカのバイデン大統領との対面での会談を計画しているとアメリカの有力紙が報じました。

ウォールストリートジャーナルは、中国の習主席が、ことし11月にインドネシアのバリ島で開かれるG20(=主要20か国・地域の首脳会議)と、タイで開かれるAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議に出席する予定で、この2つの会議に合わせてバイデン大統領との米中首脳会談を計画しているとの複数の関係者の話を伝えています。

実現すれば、習主席としては、およそ3年ぶりの外国訪問で、バイデン大統領が就任してから初めて、米中首脳が対面形式で会談を行うことになります。

一方、アメリカのキャンベルインド太平洋調整官は12日、対面での会談について、「両首脳は、先月の電話会談で調整を進めることで合意している」と述べ、両国の間で、前向きに検討が進められていることを示唆しました。

また、キャンベル氏は、中国が台湾周辺での軍事的挑発を続けていることを受け、「今後数週間以内に、台湾海峡を通過する活動も含めて、航行の自由作戦を継続する」と明らかにしました。