ウクライナが求めているドイツ製戦車の供与について、ロイター通信は日本時間25日、ドイツが供与を決定したと報じました。

ウクライナとロシアともに春に攻勢を強め戦闘が激化するとの見方がでる中、ドイツ製の戦車「レオパルト2」の供与はウクライナへの軍事支援の焦点となっています。

ロイター通信は関係者の話として、ドイツのショルツ首相が「レオパルト2」の供与を決定したと報じました。ドイツメディアは、少なくとも1個中隊、戦車14両程度を供与する計画だと報じています。

さらに、外国が保有する「レオパルト2」のウクライナへの供与も認める方針だということです。

ドイツはこれまで戦闘をエスカレートさせるとして戦車の供与に慎重な姿勢を示していましたが、24日、ポーランドが保有するドイツ製戦車をウクライナへ供与する許可を申請したことを明らかにするなど、決断を求める圧力が高まっていました。