ブラジル“議事堂襲撃”当時の首都公安局長・トレス氏逮捕 ボルソナロ政権下で法相務める
南米ブラジルでボルソナロ前大統領の支持者らが議事堂などを襲撃した事件で、当時の首都の公安局長である前法相が逮捕されました。
首都ブラジリアで、ボルソナロ氏の支持者らが議事堂や大統領府などを襲撃した事件では、1000人以上が拘束されています。
ロイター通信などによりますと、事件当時、ブラジリアの公安局長だったトレス氏が14日、滞在先のアメリカ・フロリダ州からブラジルに帰国し、共謀などの疑いで逮捕されたということです。トレス氏はボルソナロ政権下で法相を務めていた人物で、最高裁判所は今月10日、トレス氏らの逮捕を命じていました。
最高裁は13日、ボルソナロ氏を捜査対象に加えるとしていて、今後の捜査への影響が注目されます。