×

トヨタ、米で建設中のバッテリー工場に約1兆2000億円を追加投資 EVの生産力強化に向け

2023年11月1日 10:30
トヨタ、米で建設中のバッテリー工場に約1兆2000億円を追加投資 EVの生産力強化に向け
ノースカロライナ州に建設中の電池工場(トヨタ提供)

アメリカでのEV=電気自動車の生産力強化に向け、トヨタ自動車は10月31日、ノースカロライナ州で建設中のバッテリー工場におよそ1兆2000億円を追加投資すると発表しました。

トヨタはアメリカ・ノースカロライナ州にEV=電気自動車のバッテリーを生産する工場を建設中で、2025年の稼働を目指しています。

トヨタはこれまで59億ドルを投じる計画でこの工場の建設を進めてきましたが、10月31日、新たに80億ドルを追加投資すると発表しました。

投資額の合計は139億ドル、日本円でおよそ2兆1000億円となります。これによりEV向けのバッテリー生産ラインはこれまで2本としていたものが、30年までに10本となり、大幅な増産を見込んでいるということです。

トヨタはアメリカでの電気自動車の生産をケンタッキー州の工場で2025年から始める予定で、バッテリーの安定的な調達につなげ北米のEV市場で巻き返しを図りたい考えです。