ポーランド ウクライナからの避難者200万人超…障害児の受け入れも課題
ウクライナの隣国ポーランドでは、避難者が200万人を超えました。中には障害がある子供たちもいて、受け入れ先の確保が課題となっています。
UNHCR(=国連難民高等弁務官事務所)によりますと、18日の時点でウクライナからポーランドに避難した人は200万人を超えました。受け入れも限界に近づく中、重度の障害がある子供たちも避難してきています。
ポーランド・プシェミシルで19日、ウクライナから到着した体に障害がある子供たちが、抱きかかえられてバスに乗せられていました。ウクライナ南部クリミア半島近くの都市にある障害児施設の子どもたちと職員ら57人で、施設近くで爆撃があったため避難してきたといいます。
支援者「国境で電車がとまって、子供たちはとても疲れています。ようやく安全なところに着きました」
ただ、受け入れ先はまだ決まっていないということで、障害がある子供たちの避難先の確保も課題となっています。