アメリカ政府高官に単独インタビュー 対露連携は“インド太平洋地域の国々とも必要”
アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席が18日、オンラインで会談しました。こうした中、NNNは米中首脳会談の直後、ワシントンに駐在する中国の秦剛大使がアメリカ国務省に入る姿を捉えました。国務副長官らと会談したものとみられ、米中が事務レベルでも活発にやりとりしている様子がうかがえます。
一方、単独インタビューに応じたアメリカ政府高官は、対ロシアでの連携は、ヨーロッパだけでなく、インド太平洋地域の国々とも重要だと訴えました。
米国務省・ショレ顧問「ウクライナ危機への対応は、欧州内だけではない。特に日本のようなインド太平洋地域の緊密なパートナーとの連携が必要だ」
この高官は、「ロシアに影響力を持つ中国は、明確なメッセージを打ち出す必要がある」と述べ、中国の国際的責任を強調していて、ロシアが思うような戦いができていないと伝えられる中、今後は、中国の動向が焦点となりそうです。