「小さなシステムが壊れています」突然の解雇通告受けたツイッター社員が胸の内語る
ツイッターの人員削減で、実際に解雇通告を受けた社員が悲痛な思いを語りました。
◇
解雇通告されたジャスティンさん(25)
「最初はとても悲しかったです」
ジャスティンさんはツイッターでエンジニアとして働いていました。
11月3日、突然、メールや社内システムにアクセスができなくなり、その後、「あなたが会社で働くのは、きょうが最後です」というメールが送られてきたといいます。
アメリカメディアによりますと、ツイッターは一連の人員削減でおよそ7500人いた従業員が2700人程度となったということです。
ジャスティンさんのチームでも、驚くべき人数が解雇通告を受けていました。
解雇通告されたジャスティンさん
「解雇された人の内容にかなりショックを受けました。ウェブアプリのトップクリエーターが何人も解雇されたのです。145人ほどのチームから7人になってしまいました」
このため、ツイッターの運営にも影響がでています。
解雇通告されたジャスティンさん
「小さなシステムが壊れています。“いいね”が4つくらいの投稿に私が“いいね”をクリックすると、“いいね”が4000件になるんです」
大量のエンジニアが職場を去ったことで、専門知識が失われ、一部のシステムが壊れ始めていると指摘します。
解雇通告されたジャスティンさん
「ツイッターは、リーダーを交代させ、新しいアイデアや新しいエネルギーを注入することで利益を得ることができたと思います。でも、あんな方法でやるべきではありません」
ジャスティンさんら5人は一方的な解雇通告を不服として、ツイッターを相手どり集団訴訟を起こしています。
そのツイッターのイーロン・マスクCEOは24日、利用が停止されているアカウントについて、来週から大規模に復活させることを明らかにしました。
既に、議事堂占拠事件を受け永久停止となっていたトランプ前大統領のアカウントを復活させています。
具体的にどのアカウントを復活させるのかや、総数などについては言及していません。