ハマスの人質だった子どもら、祖父の解放願い…家族写真を公開
イスラム組織ハマスに連れ去られ、人質となっていた子どもと祖母が、今もパレスチナ自治区ガザ地区で人質となっている祖父の解放を願って、家族写真を公開しました。
イスラエル人のオハド君は、母親と祖父母とともに、イスラム組織ハマスによってガザ地区に連れ去られ、人質となっていました。オハド君は、先月、母親と祖母とともに、解放されましたが、今も祖父のアブラハムさんは、ガザ地区で人質となったままです。
アブラハムさんの一日も早い解放を願って、オハド君は祖母とともに、写真を撮影しました。以前にアブラハムさんと一緒に写った写真と同じ構図で撮影され、オハド君と祖母は、空の食卓を囲んで悲しい表情を浮かべています。
人質の家族らによる団体は、「高齢の人質の健康状態が懸念されている中で、人質の解放が急務であることを訴えたい」としています。
■画像:Michal Chitayat