ミャンマー民主派幹部が都内で会見 国際社会の協力訴え
来日しているミャンマー民主派・国民統一政府の外相が24日、都内で会見し、民主化実現のために国際社会の協力を訴えました。
ミャンマーは2021年にクーデターで全権を掌握したミャンマー軍と民主派勢力や少数民族といった対抗勢力との激しい戦闘が続いています。民主派の国民統一政府(NUG)によりますと民主派勢力が攻勢を強めていて、ミャンマー軍が実権支配する地域は農村部でおよそ40%以下まで減少し、都市部でも軍の支配力が弱まっていると主張しています。
NUGで外相を務めるジンマーアウン氏は24日、都内で会見し、民主化のため国際社会のさらなる協力を訴えました。
ジンマーアウン氏
「軍事政権を孤立させるためには継続的な外交的圧力が必要で、ミャンマー軍の国際的な資金源を絶つことも不可欠です」
さらに「民主的な友好国の明確な支持を期待している」としています。