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国連総会 ガザ地区での「人道目的の即時停戦」求める決議採択 賛成153か国

2023年12月13日 6:46
国連総会 ガザ地区での「人道目的の即時停戦」求める決議採択 賛成153か国

国連総会は、日本時間13日午前6時半ごろ、大規模な衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区での「人道目的の即時停戦」を求める総会決議を153か国の賛成により採択しました。

イスラエルとイスラム組織「ハマス」の衝突をめぐり、国連総会が緊急特別会合を開くのは、今回が2回目です。

会合は、今月8日の安全保障理事会で、ガザ地区での「人道目的の即時停戦」を求める決議案にアメリカが拒否権を行使し否決されたことを受け、エジプトなどが開催を要請したものです。

緊急特別会合の開催に合わせてニューヨークの国連本部前には数百人のパレスチナ支持者らが集まり、道路を封鎖した上で「即時停戦を」、「ガザに自由を」などと訴えました。

会合では、8日に否決された安保理決議案と同じく「人道目的の即時停戦」を求める総会決議の採決が行われ、日本を含む153か国の賛成により採択されました。

反対は、アメリカやイスラエルなど10か国、棄権は23か国でした。

総会決議は、安保理決議とは異なり法的拘束力はありませんが、国際社会の総意としての意味を持ち、停戦に向けた機運を高める狙いがあります。