フェルメール代表作「真珠の耳飾りの少女」 作品拡大展示で新発見 緑のカーテン、まつげがあった
オランダの美術館で行われている特別展示で、フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」にあるものが発見され、多くの人の注目を集めています。
フェルメールは現存する作品が、わずか37点しかないとされていて、代表作の「真珠の耳飾りの少女」は、オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館に所蔵されています。
美術館では現在、期間限定で「真珠の耳飾りの少女」を高さ、およそ4メートルにまで拡大した作品を展示していて、AP通信によりますと、3Dプリンターで、およそ288時間かけて制作したということです。
絵画の保存や修復を行う担当者は、作品を拡大することなどで、様々な発見があったといいます。
マウリッツハイス美術館・保存修復担当者「わくわくする発見が、いくつかあった。背景に、かつて緑のカーテンが描かれていたことや、絵の具の経年劣化で、今では見られない“まつげ”があった」
この企画展は来年1月まで開催される予定です。