ミャンマー軍トップがプーチン大統領と会談 ロシア産石油製品の輸入開始を明らかに
クーデターで実権を握ったミャンマー軍のトップが7日、訪問先のロシアでプーチン大統領と会談し、ロシア産の石油製品の輸入を開始したことを明らかにしました。
国際的に孤立を深めるミャンマー軍は、ロシアとの関係を強化しています。
ロイター通信によりますと、ミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は、ロシアのウラジオストクで行われている投資イベント、「東方経済フォーラム」に出席し、プーチン大統領と会談しました。
会談の場で、ミン・アウン・フライン総司令官は、ロシア産の石油製品の輸入を開始し、支払いにはロシア通貨のルーブルを使用すると明らかにしました。
一方のプーチン大統領は、両国の関係について、「前向きに発展している」と話したということです。
クーデター後に国際的に孤立する中ミン・アウン・フライン総司令官は、今年7月にもロシアを訪問していて、ウクライナ侵攻で同じく欧米の経済制裁を受けるロシアとの関係を強化しています。