ロシア産の原油の輸入価格に上限設定へ「露のエネルギー収入を制限」
G7(=主要7か国)の財務大臣・中央銀行総裁会議がオンラインで行われ、ロシア産の原油の輸入価格に上限を設けることで合意しました。ウクライナ侵攻を続けるロシアへの制裁が主な目的です。
2日夜、G7(=主要7か国)の財務大臣・中央銀行総裁会議がオンラインで行われ、鈴木財務大臣が出席しました。会議では、ロシア産の原油の輸入価格に上限を設けることで合意し、G7声明が発表されました。
会議終了後、鈴木財務大臣は上限の設定について、「ロシアのエネルギーの収入を制限しつつ、各国のエネルギーの安定供給を確保する」ためと理由を説明しました。
原油は今年の12月5日、石油製品については来年2月5日に上限価格を導入します。具体的な価格は、今後決めていくということです。